vim tips

今日は軽めに。
rot13というものをご存知でしょうか?
なぜか知らんがvimにはこのrot13をやる機能がついている。謎だ。
rot13というのは暗号(?)のうちの一つで非常に原始的な置換暗号。
シーザー暗号の亜種とも言えるかも。

置換暗号というのは単純に「aはiに、bはrに、cはoに...」と単純にひたすら文字を置き換えて行く方法。
シーザー暗号はa→d,b→e,c→f,d→g...x→a,y→b,z→cと3つずつずらしただけの暗号。
rot13というのはその13こずらしたヴァージョン。

なぜ13かというと、単に英字が26字あるから。
13ずらして、もいっかいずらして、とやると元にもどるのだ。
つまりrot13で暗号化したものは、もういちどrot13すると元に戻る。非常に「やわ」な暗号だったりする。

というわけで、暗号としての価値はほぼ皆無だけど、伏せ字代わりにとか、時々使われる...らしい。
見たことないよ。


まぁ、ともかく、vimにはそのrot13を簡単にすることができるコマンドがある。

g?

ヴィジュアルモードで選択するなり範囲指定してやるとその範囲の英字をrot13します。
rot13なので元にもどすにはもう一回"g?"で。
さっき選んだ選択範囲を再選択しなおす"gv"と合わせると楽。

...しかしなぜrot13なのだろう。
逆に欲しいな、とか時々思うbase64に関してはコマンドが有る、と聞いたことがない。
あるのだろうか...。
ググった限りではなさそうだが...。("base64 vim"で検索したらこのblogがトップに出たぞw

ということで今日は短めですがおしまい。
ノシ